2014.08.09 メディア紹介
漬物WOMAN掲載
7月14日号(4766号)掲載
「㈱丸長食品金井沙帆品質管理室兼直売店店長 「まぜちゃい菜」をベーグルに!」

「お漬物屋さんの娘に生まれて、もっとお漬物を多くの人に知ってもらい、食べてもらって美味しかったと言う言葉をたくさん聞きたい」と話す金井沙帆さん。滋賀県・大津の株式会社丸長食品、金井長光社長の次女で、大阪樟蔭女子大・食物栄養学科を卒業、京都の有名つけもの店で3年間、品質管理を中心に現場を勉強。昨年、家業継承もあって丸長食品に入社。品質管理室担当として半年間、工場内での作業を行い、このほど直売店の店長の肩書が増えた。同社は昨年T‐1G「まぜちゃい菜」で日本一を獲得。今年、パンとスイーツの移動販売で超有名な京都の『ブルージュ洛北』(オーナーパティシエ=柳本宗義氏)とコラボしたベーグル「まぜちゃい菜もっちりベーグル」を共同開発、ネットなどで販売する。その開発を手掛けたのが沙帆さんだ。(有方久幸)
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─今回の企画はどちらから。
金井 『ブルージュ洛北』さんより当社の漬物とベーグルとのコラボ商品を造りたいとの申し出を頂き、その第一弾として「ご飯に最も合うまぜちゃい菜を使ってベーグルを作って頂きたい」と伝えました。
─金井さんが提案をされたのですか。
金井 提案と言うより元々、パン好きな事もあり、自分が食べてみたい、またご飯に合うまぜちゃい菜をそのままベーグルに再現して頂きたいと、こちらの思いを伝えると、すぐ商品化へ動いていただきました。私の条件は「米を使ったパン生地」ということでした。中々、満足のいく味が出せなくて数カ月、何回も試作を繰り返し、やり取りをしました。最終的に私どもの竹の子のダシで作ったのが美味しいとなって、まぜちゃい菜のベーグルが完成しました。チーズ味と2種類を商品化、6月よりネットや直売店で販売しています。
─ベーグルとは何ですか。
金井 惣菜パンと考えてもらえれば。日本にも外国にも、こうしたお米とダシを使ったベーグルパンは、ないのではないかと思います。外国の方にも食べてもれえるようになれば、と大きく考えています。
─なるほど。外国人にもパンを通して日本の漬物を食べてもらう。
金井 私は料理に関心があり、作る・食べることが好きです。基本的には物づくりが面白く、好きなんですが、ベーグルは第1弾、ご飯にもっとおいしいお漬物もいろんな角度から開発していきたいと思います。会社では、地域ブランドの朝恋トマトの商品化(ドレッシングなど漬物にこだわらず商品化)も手掛け、素材にもこだわった取り組みを進めています。何より買っていただいて、お客さんに食べて美味しかったと言われるような商品を提供したいです。
──今の漬物業界に対して。
金井 ベーグルでも地域ブランドでも、きっかけは何でもいいと思います。漬物業に関わっていて、とにかくお漬物を食べていただける層を広げたい。特に若い世代を意識して広げていくことを考えていきたいと思っています。
